
英語を習得する場として、
フィリピンセブ留学を検討している方も多いのではないでしょうか?
[この記事を読むと分かること]
・英語習得にそもそもフィリピンってどうなの?
・フィリピンセブ留学は費用が安いのは知っているけど、現地の様子が知りたい
・フィリピンセブ島留学のオススメの時期
・フィリピンの祝日(祝日は学校がお休みになることがあります)
意外と知られていないフィリピン人の英語力
フィリピンでは公用語が英語で、
意外と知られていませんが、
世界で3番目に英語を話す人口の多い国です。
アメリカ、イギリス、次いでフィリピンです。
そして2013年には
「世界で最もビジネス英語能力の高い国」に選ばれました。
フィリピン人が英語ができる理由として、
小学生からほとんどの授業を英語で教わります。
そして出稼ぎ大国と言われるように、
「英語ができないと生きていけない」環境にあるのです。
英語ができるとそれだけでお給料の良い仕事に就けるということで、
生きていく上で必須なのです。
フィリピンの治安
日本より治安がいい国はありませんので、
日本から出たら、
夜道は歩かない、危険の多い地域に立ち入らない、
手荷物は自分の前側に抱えるように持つ、というのは
どこの国でも共通して言えることです。
セブ自体の治安を指数で見てみると、
犯罪指標が35.94、安全指標が64.06。
日本は犯罪指標が18.45、安全指標が81.55。
イギリスは犯罪指標が42.94、安全指標が57.06。
アメリカは犯罪指標50.24、安全指標49,76。
同じフィリピンでもマニラは犯罪指標66.16、安全指標33.84と
セブの方が治安の良さが分かります。
イギリスやアメリカよりかは治安は良さそうです。
物価が安いと思われがちだが注意が必要なもの
食材や日用品は日本の3分の1から2分の1程度だと言われていますが、
トイレットペーパーと電気代に注意です。
トイレットペーパーに関しては、高額なため、
地域のトイレには備えつけられていません。
流せない場合が多いので、
便器の横にあるゴミ箱へ使用時みのトイレットペーパーを捨てます。
電気代に関しても、エアコンのつけっぱなしに注意が必要です。
フィリピンのトイレ事情
先述しましたが、フィリピンのトイレは水流が極めて弱いため、
ほとんどの場所でトイレットペーパーが流せません。
トイレに籠が置かれてあるので、
使用済みのトイレットペーパーを籠に捨てましょう。
トイレに大きな水桶があったら、使用後に水を汲んで、
自分で流すためのものです。
トイレットペーパーは備え付けられていないので、自分で携帯しましょう。
また、驚いてしまうのが、
便座がついていないことが多いこと。
便座の盗難や、便座に足を乗せてしまう人が多いことから、
便座自体がついていないんだとか。
腰を浮かせて、「空気椅子状態」で用を足すのが一般的。
ちなみに、フィリピンではトイレのことを
「Comfort Room」または「CR」と呼びますよ。
フィリピンの飲料水
知っている方も多いと思いますが、
水道水は絶対に飲まないようにしてください。
飲料水はもちろん、歯磨きもボトルウォーターを使ってください。
また、飲食店での氷入りドリンクやシェイクなどは、
専用の氷や水を使ったものなので問題ないと思いますが、
屋台などでは氷は避けましょう。
水洗いした生野菜も避けた方が良いでしょう。
ボトルウォーターはコンビニで500mlが20ペソほどで買えますよ。
飲酒について
フィリピンでは18歳未満の飲酒は不可となっています。
日本では20歳未満は不可ですので、
身体のためにも法律を守って頂けたらと思います。
また、エリアにもよるのですが、
選挙の前日や当日、年に数回禁酒日があります。
こうした選挙期間内であっても、
フィリピン観光省より外国人への酒類提供の許可を受けた店や地域では、
外国人にのみ酒類を提供しています。
喫煙について
フィリピンでは、
路上や公共交通機関を含む公共施設での喫煙が禁止されています。
違反すると罰金になりますので、
レストランやバーなどでは、喫煙スペースが設置されているので、
そこで吸うようにしましょう。
タクシーはぼったくられる?
セブ以外の国でもこの問題はよくあることですが、
対処法として、最初から値段の交渉をすることです。
空港からセブシティまで最悪500ペソまでならOKというところですが、
「高い。昨日は300ペソで乗れた」
などと交渉をしっかりしてから乗りましょう。
また、街中で利用する場合、
初乗りは40ペソ前後で、
メーターがきちんと表示されているかもチェック。
「Grab」というタクシー配車アプリで呼ぶこともできますよ。
セブ島留学のベストな時季
セブ島は、明確な雨季はなく、年間を通して穏やかな気候ですが、
7月から10月は台風の通り道となるため、海が荒れることも。
6月から12月はスコールが多いので、
ベストな時季としては1月から5月です。
1年を通して日差しが強いので、
日焼け対策は万全に。
フィリピンに持っていくと便利なもの
服装は日本の真夏の服装で問題ないのですが、
外は暑くても屋内は冷え切っていますので、
必ず羽織るものを持っていきましょう。
・羽織もの
・日焼け止めグッズ
(日焼け止めクリーム、帽子は必須。サングラス、アームカバーなども)
・スコールの時のためのカッパ
・虫除けグッズ
(虫除けスプレー、虫除けシール、痒み止め、部屋にまく虫除けスプレー)
・ウェットティッシュ(手を拭くためと汗を拭くため)
・トイレットペーパー
・ラップ材
(購入した液体類は薄いビニール袋に入っていることが多いため、
ラップ材で巻いておくと鞄にしまうときに安心できる)
・胃腸薬
(お腹を壊した時のために、日本から持参しておくと安心)
フィリピンの主な祝日
フィリピンの祝日は留学先の学校がお休みになるケースがありますので、
注意が必要です。
1月1日 元日
2月25日 エドゥサ革命記念日
3月末から4月中旬 イースターホリデー
5月1日 メーデー
6月12日 独立記念日
8月21日 ニノイ・アキノ記念日
8月最終月曜日 国家英雄の日
9月9日 オスメニャ記念日(セブのみ)
11月1日 万聖節
11月30日 ボニファシオ誕生記念日
12月25日 クリスマス
12月30日 リサール記念日
12月31日 大晦日
最後に
セブ留学を検討している方にとって、
治安の面などは心配ですよね。
基本的な生活をしていれば、治安に関しては心配なさそうですが、
日本人というだけでスリには遭いやすいので、
大金を持ち歩かない、
財布はふたつに分ける、などの工夫も忘れずにしましょう。
フィリピン留学前の英語学習として
親子で使える教材のご紹介も併せてご覧ください。