昔から人気の高い習い事、お習字ですが、いつから習わせようか悩む方も多いのではないでしょうか?
早い方だと3歳、習い事する子が増える小学校1年生から、
小学校の書写の授業が始まる小学校3年生から、とタイミングは様々ありますが、
年齢と共に、始める目安を年齢別に見ていこうかと思います。
また、その年齢で始めた時のメリットデメリットも考えて行こうと思います。
目次
私の書道歴
まずは書家になるまでの経歴をお伝えしますね!
小学校1年生から習字を習い始める。
高校2年生で日本書道学会の漢字師範免許取得。
高校3年生で書道検定2級取得。
大学でも書道専攻していましたが中退。
20歳で日本書道学会仮名師範免許取得。
かれこれ、書道歴は20年以上でしょうか。
今ではお寺で御朱印を書かせていただいたり、
英語で書道を広める動画撮影など、書家としての活動も行っています。
今は日本の子供達や、世界中の人達に書を広めるのが夢です(^^)
では、本題に戻りましょう。
3歳で習字を習い始める場合
3歳ですと、筆圧の調節がまだ難しく、
クレヨンでお絵描き遊びをする方が多いのではないでしょうか?
3歳では、筆ではなく、硬筆(鉛筆)で平仮名をうまく書く練習をします。
また、集中して長時間、座っていることがまだ難しい年齢ですので、
姿勢よく座って書くことを練習することから始めていくことになるかと思います。
3歳で習字を習わせたいと考える方は、以下の事がお子さんが上手にできるか、
確認をしてあげて下さい。
・鉛筆を持たせてみて、周りの子を傷付けたり、危険な行動を取らないか。
(危険な行動がある場合、危ない事だと教えると理解できるか)
・迷路あそびで、迷路の道から外れずに、スタートからゴールまで大まかに書くことができる
この2点でしょうか。
迷路遊びは自作は大変だと思いますので、教材がなければ、
100円均一でも迷路遊び教材がありますので、習字を習わせる前段階として、
活用して下さいね!
3歳から習字を習わせるメリット
・その場に座り続ける練習ができる
・文字への興味が湧く
・読み書きができると物事の理解が深まり、読書などの習慣づけの第一歩が踏み出しやすい
デメリット
・通うための送迎が大変
・コストが早いタイミングでかかる
・お昼寝のタイミングや機嫌を保つのが大変
小学校1年生から習字を習い始める場合
習い事を始める方が増える時期ですよね。
お友達が通っているから、と誘いでとりあえず始めてみることもあるのではないでしょうか?
私も習字を習い始めたのは小学校1年生でした。
始めは墨汁の扱い方が下手で、手やテーブルなどを汚した記憶があります。
(記憶がないだけで洋服も汚したかもしれません笑)
ではメリットデメリットを見ていきましょう。
小学校1年生で習字を習い始めるメリット
・授業が始まるタイミングで習字を習い始めることで、長い時間集中する力がつく
・姿勢よくテーブルと椅子に座る習慣が身につく
・毛筆を習う事で、硬筆も自然と形が整い、美しい字を書けるようになる
・同じタイミングで習い始める子が多いので、友達ができやすい
・漢字への興味が高まり、国語の授業も楽しめる
デメリット
・送迎が大変
・コストがかかる
・入学したてだと、新しい環境に慣れることが増える
小学校3年生で習字を習い始める場合
小学校に入り、学校生活にもすっかり慣れて、遊びと学びを両立できる年齢です。
新しいことにも柔軟に対応できる年齢なので、習字を習い始めるには良い時期だと思います。
墨汁の扱いにも少し実践すればすぐに慣れるでしょう。
小学校3年生で習字を習い始めるメリット
・学校でも毛筆が始まる時期なので、学んだことを授業ですぐに活かせるタイミングがある
・集中力が高まり、習字以外の授業でも役立つ
・学校の習字の授業で入賞などできるとやる気が高まる
デメリット
・すでに習い始めている年下の子より上手くできないと自信をつけるまでが挫折しやすい
・送迎が大変(距離が遠い場合)
・コストがかかる
まとめ
どのタイミングで習字を習い始めるか悩むかもしれませんが、
まずは自宅で筆を身近に置いておくのも手だと思います(^^)
今は墨でなくても筆に水をつけて練習できるシートが100円均一に売っていますし、
筆に慣れるにはうってつけ!
書道が身近なものになるよう、私は動画でも発信をしています(^^)
習字を英語で学んでみよう!をコンセプトに動画を撮ってみました。
習い事のデメリットでつきまとう、通わせるのが大変、
コストがかかるの二点が解消されると思います(^^)
カテゴリ:Calligraphy