私の学生時代、「フォニックス」は全く習いませんでした。
単語として、なんとなく読み方を覚える、というのが主流でした。
でも、アメリカなど英語を母国語としている国では、
「フォニックス」は幼児の頃から自然と覚える、
「基礎」・「土台」として学ぶのが当たり前のようです。
近年、日本でも注目されている「フォニックス」。
そもそも
「フォニックスとは?」
という疑問から、
「実際の練習方法はどんな方法がある?」
「フォニックスの3つのルール」
について実践的な内容まで書いていきたいと思います。
大人になって改めて英語を勉強する方や、
子供に英語を教える際のヒントになれば幸いです!
フォニックスとは?
簡単に言うと、アルファベットのABCはただの名前で、
フォニックスは読み方(ニックネーム)です。
Aさんのニックネームはア↓、Bさんのニックネームはブ、Cさんのニックネームはク(ス)
というような感じです。
そのニックネームを覚えて発音できると、
知らない単語が出てきた時にも意味は分からないにせよ、読めるようになります。
単語が読めると、発音もよくなり、同時にリスニング力もよくなります。
対話の相手に、What’s mean ○○〜??と相手に質問もできるように。
では、アルファベットのニックネームをみていきましょう!!
Aさん→ア↓ Bさん→ブ Cさん→ク(ス) Dさん→ド Eさん→エ Fさん→フ
Gさん→グ(ジュ)Hさん→ハ Iさん→イ Jさん→ジュ Kさん→ク
Lさん→ル Mさん→ム Nさん→ヌ
Oさん→オ Pさん→プ Qさん→クゥ Rさん→ゥル Sさん→ス Tさん→ト Uさん→ア
Vさん→ヴ Wさん→ウ Xさん→クス Yさん→ヤ Zさん→ズ
フォニックス読みが分かれば大抵の英単語は読めます。
例えば、Cup。Cはク、Uはア、Pはプと言うように、読めることがわかりますね。
練習方法については、Aは?と子供に聞き、子供がア↓と答える、と言う感じで
クイズ遊びとして取り入れてみてください♪
ルール1「サイレントのe」
末尾にeがくる場合、eは読みません!
前にある母音はアルファベットの読みになる!!
例→c a k e ×読まない
ク エイ ク → ケイク
母音とは?
a,i,u,e,o
アイウエオのことです(^^)
ルール2 2文字の子音は8個ある
2文字でこんな読み方をします。
ch→チュ sh→シュ wh→ホ ph→フ th→ス(無声音) th→ズ(有声音)
ck→ク ng→ング
例→chair , fish, what, phone, math, this, duck, king
ルール3 2文字母音がある
母音が2つ並ぶと、前の母音がアルファベット読みになり後ろの母音は読まない。
ルール1と似ていますね!
母音2つ出てきたら、前の母音はアルファベット読み、次のは読まない、と覚えましょう!
r a i × n
ゥル エイ 読まない ヌ → レイン
末尾にくるyやwは読まない!
s n o w ×
ス ヌ オウ 読まない → スノウ
まとめ
上達すると人が話している発音を聞くだけでつづりが想像でき書けるようになったり、
正しい発音、
リスニング力もアップしたりと、
全ての繋がりを持って学習を進めることができます。
「フォニックス」
私も子供の頃に知っておきたかった・・・と思うくらい、発音に効果がありますので、
入門としてぜひご活用ください!!
カテゴリ:子供英語教育